【インド人】おしえください「課金」のいみがワカマセン
日本語べんきょうしているインド人です。
わかない字があるの、おしえください。
わからないの「課金」です。
じしょで見ると「金をくれ」いういみでした。
でも日本のひとたち話しているのは「金をわたす」ときです。私はいみがわからなくなっています。
「課」いう字は「くれ」とか「しろ」とかであってますよね。
じしょみると「課税」いう字もありました。
「課税」は国が人にするものですよね。人が国にするのが「納税」ですよね。
なぜ「課金」は人がしているのでしょうか。
「課金」は人ではなくてカンパニーやデベロッパがするのではあませんか。
「課金」の意味はまぁそうなんですが「お金をわたす」というので通じますのでそれでいいとおもいますよ。。。まぁ日本語もかわっていきますので。。。
誤用です。誤用は「まちがってつかう」という意味です。
「課」は「take」で「納」は「give」とおぼえてください。
giveの意味でtakeをつかっている日本の人たちがまちがっているのです。
あなたとちがい、じしょを見ない人たちです。
「お金をわたす」という意味で正しいのは「納金」「支払い」「購入」「買う」です。日本語のべんきょうがんばってください。
君課税納税なんて使う事ないでしょ課金は運営に金払うとだけ覚えておけばいい
あなたはどう答える?
あなたならこのインド人の質問にどう答えるだろうか。
私は当然「回答 No.2」だ。母国語を慎重に扱わない日本人は恥である。そんな恥を外国人に晒す恐れがあるということすら想像できない多数の日本人。
別記事でとりあげたこの外国人のように誤りに疑いを持たないまま猿真似されると、それこそ恥の上塗りだ。
上書きセーブされた対義語は消滅する
目下のイベントにしか興味がないソーシャルゲームのアホプレイヤー共が「納金」の対義語であるはずの「課金」で上書きセーブをやらかしている。
その上書きセーブのデータは各分野でコピーされ世間に蔓延した。その蔓延ぶりは手の付けられないところまできており、愛国心の塊のような桜井誠氏でさえ「納金」のことを「課金」と言っている始末。もはや消滅したも同じだ。
「課金」の汚染具合は下の記事でも書いた。しかし、それだけでは当然足りないと思っていたので個別記事にしたわけだ。
対義語で上書きすることの貧しさ
ゲームプレイヤーの心無い上書きセーブで「納金」という大切なデータが消滅寸前になっている。
対義語で上書きすることがどれだけ貧しい行為か当の本人たちはまるで気付いていない。言葉を選択できる贅沢を自ら捨て去るのが如何にみすぼらしくみじめなことか。それが、類義語で上書きされるのとは比べ物にならないほど酷い有様であることか。
「そんな前例いくらでもあるだろ」とほざく奴らは革命待望者か構造改革論者か?「チェンジ」を全肯定し、気分でグシャグシャにいじくり回し壊して作り直すのが好きなんだろ?みっともない奴らめ。恥を知れ。
いつまでもお花畑の中にいて、情緒で言葉を乱暴に扱っていると「日本」はあなたの想像より早く「終わる」だろう。
「課金」プレイヤーは抹殺者である
どちらの表現がわかりやすいか一目瞭然。
時代によって不要な言葉は消えていくと本気で思っているやつは、声が大きいバカや広告屋や情報媒体に「言葉を選択させられている」ことにも気付かず、効率的に取捨選択しているつもりになっているマヌケ。
定着だの慣用だの変容だのほざくやつは誤用側に一切疑いを抱かない。正しい日本語なんてないと極論を持ち出す。
本来用いるべき「納金」を対義語の「課金」に置き換えるのは変化ではなく言葉の抹殺。「納金」を抹殺してまで「課金」を押し通すことに何の利点があるのか。
これでは「放火」と「防火」が同じ文字の国を見下して笑っていられない。日本も確実に同じ道を辿る。
インド人に謝れ
「日本無罪論」を主張してくれたパール判事。あなたが当時としては公正な目で判決してくれた日本はもうない。ただ詫びるのみだ。
インド人演歌歌手のチャダさん。申し訳ないが、日本は「なんにも心配ナイナイナイ」「インドのパワーで世直しだ」「素晴らしき日本よ」と歌ってくれるほどの国ではない。
「課金の誤用を改めようよ」という心ある少数のゲームプレイヤーの呼びかけを嘲笑い踏みにじり押しつぶしてきたアホ共!
そんなアホ共から金を搾り取ることしか考えず誤用に迎合した運営会社共!
あつかましいお願い
情けない話だが、日本の現状はこんなにも貧しくみすぼらしい。母国語にも無責任なこの国は防衛意識も希薄だ。
謝罪しておいて図々しいがインドに私からお願いがある。
日本は「インドのパワー」を欲している。あなた達の国のように「自主核」なんて到底望めない惨状だからだ。
だが、自前の核兵器を持てないなら、インドから売ってもらうしかないという私の小さな声、日本が延命できる僅かな望みは埋もれてしまうだろう。
それは何故か。禅問答のようだが、今の日本人は自国の言葉を上書きセーブすることに何の痛みも感じないからだ。言葉と思想は繋がっているので上書きを続けていけばアホ化が進み増殖するのは目に見えている。
日本人は全体像を見ることが苦手
そのアホは私のような人間にまで上書きを仕掛けてくる。「言葉は生き物」「言葉は変化するのが当然」「言葉に寛容になれ」と。
というわけで核兵器購入もムリダナ(・×・)
こんな国はいっそのこと、シナか北朝鮮に核兵器をブチ込んでもらえば良いかも知れない。米国にやられたように、データを上書きされて、奴隷のように生きるのがお似合いの国だろうから。
「納金」を「課金」と言い張るマヌケなのだから、米国に「課している」つもりで「納めている」ことに無自覚なのも頷ける。
佐藤守
米国はソフト(兵士の能力)が非情におかしくなってきている。眼鏡は掛けている、弾は当たらない。
今、アメリカが何を欲しがっているのか。アドバイザーが欲しい。つまり日本のソフトを見ている。
そういう素晴らしいソフトを、アメリカに貸し付けてやれば良い。
西部邁
そんな重要なソフト、アメリカごときにやっちゃいけないんじゃないですか?
伊藤貫
彼ら(米国)の考えていることは、日本をアメリカに依存せざるを得ない体制に組み込んでおいて、日本の経済をアメリカの金融業者や大企業の株主がお金儲けできるように構造改革していこうと。
しかも日本の自衛隊をアメリカ軍の補助部隊として使えるようにするけれども、日本が独立できるような能力は持たせないと。
ベトナム人にしてもインド人にしてもパキスタン人にしてもトルコ人にしても、自分が戦争に巻き込まれたらすぐアメリカが飛んできてくれると思っていないわけですよ。
母語以外を談笑が不自由ないレベルまで勉強したことあります?
他言語を学ぶと同じような誤用が日本語以外にも多くあることに気が付けて、その背景にある共通項が見えてくるかもしれません。
アホ共とお考えの多数派の論理が分からないうちは、多数派に影響を与えられませんよ。
コメントありがとうございます。
多数派の論理を熟知しているのは恐らく電通のような広告屋やテレビ局でしょう。
そもそも多数派に理解を求めていないため仕方ありません。
マーケティングという視点ではあなたが正しいと思います。
ただ、いつもあなたのような意見を目にする度に不思議に思うのは
賛成します!同意します!という声が皆無で
何故か「誤用側だけ全面的に擁護」すること。
この姿勢を延長すれば嘘も繰り返せば真実になるという理屈も成り立ちます。
「いやいや、さすがにそれはないよ。その前にブレーキがかかって自浄作用が働くよ」
と思いたいところですが、私の経験と、過去の出来事を見る限りではどうやらそれも怪しい。
嘘からマコトにならないようなブレーキは誰がかけるのでしょうか。
多数派がしっかりブレーキコントロールしてくれるでしょうか。
私にはそうは思えません。
実際「納金/支払い/購入」などの言葉が「課金」で上書されている状況を見て
素直に「バカの所業」「多数派はデタラメ」と思わなければそれこそパッパラパー。
誤用の実態は無関心と無責任、
そしてあなたのような「寛容な善人」よる黙認。
「課金」の誤用くらいで大げさな、とおっしゃるなら
フランス革命はどうでしょう。郵政民営化は?
これまでの東京都知事は正しい選択でしたか?
あなたの多数派に対する絶対的な信頼はどこからくるのでしょう。
「~だって誤用している」
「みんなが用いれば誤りも正しい」
「これまで問題がなかったから続けても良い」
本当にこんな価値判断を選択して良いのでしょうか。
・合成の誤謬
https://www.nicovideo.jp/watch/so24656441?from=275
https://youtu.be/T41kTiOObK0?t=469
・多数者の専制/沈黙の螺旋
https://youtu.be/kc4P–XqqJ4?t=1975
・センメルヴェイス反射
https://youtu.be/8ia1CFWMB7w?t=527
これらの現象を踏まえてよく考えてみてください。
あなたのような楽観論は個人の間だけにしてほしいものです。
オルテガという人が「大衆の反逆」で多数派の恐ろしさを説きました。
その恐ろしさを我々は近年目の当たりにしているはずです。
金融危機は一例。
多国を巻き込む金融危機の原因は情緒だけで動く多数派でした。
「マーケットは参加者が多いほど安定し合理的に動く」
こんなものは嘘っぱちだったわけです。
シュペングラーという人が「西洋の没落」を予言してから一世紀余り。
見事に的中しています。
あれは「文明の没落」ですから欧州に限りません。
没落の一つとして言葉遣いも、そして日本も含まれるでしょう。
言語に関しては恐らくどの国も似たようなものでしょうね。
人間とは所詮その程度かも知れません。
日本が追従を続けているアメリカでは
会話が成り立たなくなってきているようです。
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【語義が共有されないと会話が成り立たなくなる】
(ポストモダンは)客観的な真実なんてないんだと。全てが相対的であると。
あなたの見方はこうかも知れないけど私の見方はこうだから。
価値も言葉の意味も「脱構築」できると言うんですよ。
水島さんにとってのある言葉の意味が僕とは違うんだから、と。
客観的に共有できる価値基準がないと堂々と言いだしたのが彼ら(ポストモダニスト)。
そうするとコミュニケーションできないんですよ。伊藤貫
https://vimeo.com/manage/videos/762109512
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私が言いたいのは日本はとりわけ危機的状況であること。
アメリカの属国から80年近く経っても抜け出せないのは何故でしょう。
中露南北朝鮮が日本にチョッカイをかけることができるのは
自主防衛できていないからではありませんか?
拉致被害者の全員奪還も進展していません。
このまま行けばシナの属国化は避けられない。
日本という国名及び日本語は消滅するかも知れません。
今の日本は国というものを殊更意識しなければならない。
国を考える上で言語は重要。
言語は精神的な基盤、インフラストラクチャーだからです。
それを多数者の情緒に委ねることがどれだけ危ういことか。
私は「課金」の誤用に
「合成の誤謬」「多数者の専制/沈黙の螺旋」などの一端を見ているのです。
政治や経済と言語は繋がっていることを多数派は忘れていませんか?
影響が出るまで年数を要する場合が多いので関連性に気付かないだけです。
こんなアホな誤用を「放置している多数派」から
まともな政治家や政策が出てくるわけがありません。
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日本人が単純な模型にね、
例えば政治で言えば多数決の世論だとか民意が良いんじゃないかっていう
単純な考え方の模型をモードとしてね、流行としてね、
それに靡いて行くということを延々とやってるわけね。
(略)
東電がどうとかね民主党の菅がどうとかね
確かに戦後日本人の不甲斐ない連中のようにシンボリックな存在だけれども
あいつ一匹でいいっつうなら僕殺しに行きますよ。
でもね山程、一億二千万人くらいいるんですよ、スモール菅さんが。
いくら僕でも残された人生少ないから無理なわけさ。西部邁
https://youtu.be/mAyOBxlGojM?t=1457
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何はともあれコメント嬉しいです。
改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
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