世の男性を見ていて「もったいない」「惜しい」と思う言葉遣いが少なくない。
そのひとつが「とか」を付ける癖。「えっ何かマズいの?」と思った男性は要注意。
「とか」にどんなマイナス面があるのか、また「とか」をやめることで女性にどんな印象を与えるのかを解説する。
無自覚に「格」を下げる「とか」
あなたは気になる女性にこんなメッセージを送っていないだろうか。だとすればかなり自分の「格」を下げている。
これらは、いわゆる「とか弁」と呼ばれる表現。
「とか」の多用は、ビクビクオドオドした印象を与え、顔色を伺うだけの「頼りない男」という認識を持たれかねない。
そう、無意識に「格」を下げているのだ。
あなたは決して「頼りない男」ではないはず。故にそう誤認されるのは望んでいないだろう。だが、いくら望んでいなかったとしても「とか弁」を常用している限り、女性の認識を覆すことはできない。
あなたのことをまだ知らない女性からすれば、隠しきれない下心がチラチラ見える男と判断されてしまう。「軽く」という表現にも胡散臭さが漂っている。そうなれば関係の進展は望めない。
今ひとつ進展しないとお嘆きのあなたにシンプルなテクニックをお伝えしよう。
実に簡潔である。これは「メッセージアプリでのやり取りは疑問文で終わらせろ」という陳腐なテクニックよりも効果的だ。
「とか」をやめるのは難しいが効果は高い
これは何も、通常の話し言葉で一切用いるなという意味ではない。私も通常の会話ではついつい出てしまうことがある。
しかし、さすがに「お時間とかよろしいですか?」「この商品とか如何でしょう」のような表現は絶対にしない。
文字のやり取りの場合は徹底していて「一切用いない」よう心掛けている。このブログでも「とか」を全く遣っていない。これは偶然ではなく意識しているからだ。
「とか」をやめるとどうなるか。下記に示そう。
「とか弁」で溢れている世の中だからこそ、他の男性との差別化ができて優位に立てる。女性に対して相槌を打つのは構わないが、曖昧な表現は得策ではない。
とはいえ「とか」をやめるのは難しいと思う人もいるだろう。言葉選びがシビアになるからだ。
例えば
といった難しさはある。
だが、思い切って「とか」をやめる訓練をしてほしい。
と送るくらいなら
にする。
何のステップも踏まず食事に誘うこと自体、悪手ではあるにせよ数段マシ。
気になる女性が好みそうな話に持っていきたい場合でも同様。
ではなく勇気を出して
と投げかけてみてほしい。
と返ってくれば、そこから拾って話を広げられるのだ。
上記の反応から「職場の規定が厳しい」かも知れないという予測ができる。はたまた、サロンで施術されるのがあまり好きではないかも知れないという予測もできる。そのあたりを「拾う」。
何よりも大切なのは「どう誘うか」ではなく「どう拾ってあげるか」。そして「いかに語らせるか」だ。
「とか」でボヤけさせなくても、選択肢にないなら相手は勝手に言ってくる。
私ならこのメッセージを下記のように変える。女性との会話をシミュレートしてみよう。
数日間を置く
https://izakaya-unko.html
これはあくまでシミュレートなので返ってくる言葉は女性によって違う。ただ「どう拾ってあげるか」「いかに語らせるか」を念頭におけば対応できる。
お役に立てば幸いだ。
社会人としてもダメ
そもそも「とか弁」は社会人としての信用を下げる。
「とか」で曖昧にする人間を誰が信用するのだろうか。「とか弁とは逃げ癖」であり、恥ずかしいことだと覚えておこう。
こんな記事を投稿している私は恥ずかしながら「ぽいぽい教信者」だ。