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不快な表現

「親日韓国人」という腰抜け|「~ですが何か?」と尋ねるお前は何様だ|「ちがくて」なんて日本語はない

「親日韓国人」と称する人間がいる。今回はその彼についての印象論だ。

印象論なので全体像は知らない。知る気もない。

私の立場

本題に入る前に私の立場を明らかにしておこう。

私は「反日」である。

反日である根拠はこの記事で述べた。

管理人は反日である
管理人は反日である私は自虐史観に否定的だし外国人参政権や移民にも反対の立場だ。ではどこが「反日」なのか。言語をないがしろにしている日本人や日本社会を批判しているところが「反日」なのだ。...

そこに少し付け加えておきたい。そうすれば、よりはっきりと立場がご理解いただけると思う。

私の立場

言語の保持も国家の安定に欠かせない
言語の保持には適切な言葉選びも含まれる

これが私の立場なので、ほぼ全ての日本人が私の批判対象になる。

「親日韓国人」と称する人間に対する見解も適切な言葉選びの面からということを前置きしておく。

ドラマで日本語を学ぶというセンスのなさ

産経のYouTubeチャンネルにて、韓国人のインタビュー動画が投稿されていた。
現時点で千三百万回以上再生されている動画だ。

彼の名前はWWUK。「ウォーク」と読むらしい。
言わずもがな、これはハンドルネームだ。私と同じである。

ドラマで日本語を学んだと彼は言う。
そんな彼が「ちがくて」と発したときにこう思った。

もう日本語を勉強しなくて結構。
君がすべきことはしっかりとした朝鮮語の習得だ。

「ちがくて」

この表現を用いた途端に話者がアホに見える。彼に少し不信を抱いた。その後、あるものを目にして、彼へ不信は嫌悪へと変わる。

インターネットで書籍を探していたときに不快な本のタイトルが視界に入った。

「親日韓国人」ですが、何か?

は?知るかよ!!!!!!!!!!!!!
お前にそんなこと訊く気もないわ!!!!!!!

「~ですが何か?」私はこの言い回しに殺意すら覚える。
本当にブチ殺してやろうかと思うくらいに。

「~とは何か」という表現は私も頻用する。これは主に浮かんだ疑問や仮説に対してのもの。

一方「~ですが何か?」は他者へ向けられたもの。印象は全く違う。

ドラマなんぞを手本にするセンスの人間が日本語で何を主張するというのだ。ついでに言えば、アニメや雑誌やラノベから学ぶのもよろしくない。

「今はこんな表現がもてはやされているけれど、本来はこちらのほうが好ましい」と指導してくれる「まともな日本語の先生」に教わるべきだ。

ドラマやアニメやラノベを一切手本にするなとは言わないが、あれらが好ましい日本の言葉遣いだと思うなかれ。もし、手本にしたいのなら次の動画を参考にすべし。

必見!外国人が覚えるべき日本語ベストセレクション♪

日本に帰化したのに「韓国人」

彼は日本に帰化したらしい。

その上で「僕は親日韓国人です」と媚びを売る。なんと情けない腰抜けなのだろうか。

本当に韓国のためを思うなら李 栄薫(イ・ヨンフン/Lee Yong-hoon/이영훈)教授のような姿勢をつらぬけ。李栄薫教授は扱う日本語も知的だ。

(李 栄薫教授は)「韓国民族の誤りを日本に宣伝するためではなく、我々自身を客観視することで日韓の連帯を強化することだ」とお話になっておられました。

既に帰化しているので今更言うのはお門違いかも知れないが、祖国愛があるならこれくらいのことを言え。

もし有事になれば、当然韓国のために命を捨てる
韓国のために日本と戦ってみせる

ウォークよ。君は日本に関わらなくて結構。
どうぞ韓国へ行ってくれ。
韓国内で殴り合って同胞と戦え。

それができないならせめて書籍名をこうしろ。そしてハングル版で出せ。

私はこうして反韓韓国人になった

ウォークを擁護するならば、あんな不快な書籍名を考えたのは担当編集者だという疑いを排除できないことだ。

もし、書籍名を考えたのが担当編集者なら、そいつらも私の批判対象である。とはいえ、書籍名に納得したのはウォークなのだから、やはり日本に関わって欲しくない。

ウォークが「日本のほうが何かしら優れている」という損得勘定だけで帰化を選んだのなら、私は心底軽蔑する。

佐藤健志

「日本はこういうところが優れているから良いんだ。だから好きなんだ」というロジックが成立してしまうと「客観的に良い条件だと判断しうる国があったらそっちに鞍替えしていいんですか?」という話にもなりかねない。

代わりに韓国のことを褒めておく

ウォークに代わって少し韓国のことを褒めておきたい。

民主主義の宿命

民主主義というのは、国民をスローガンで煽ることでしかまとまれない宿命にある。スローガンの中でも有効なのが「仮想敵を作り出し、負けるなと喚起すること」だ。

大衆動員(マス・モビライゼーション/mass mobilization)

民主主義は必ず他国他民族を侮辱する

その視点からすれば「反日教育」というのは至極当たり前である。ただ、もはや「反日病」に侵されているので、長期的に見れば愚策なのだろうが。


反日教育の是非はあるものの、私は国防面において韓国を褒めたい。具体的には「核武装」の準備をしていること。

この面だけでも韓国は日本よりも遥かに立派だ。

伊藤貫

韓国とロシアと中国が領土問題にアグレッシブになるのは自主防衛しない日本の足元を見ているから。彼らの行動はノーマルである。

優れたボディビルダーとトレーニングマシン

ボディビル界隈において韓国は日本よりも優れた選手が多い。

その中でも私が好きなのは「チュルソン」。

身体作りをしている一介の中年トレーニーとして言わせてもらおう。

薬物の力を借りているとはいえ、この筋肉のボリュームとバランスは相当ハイレベル。素晴らしい。日本人は確実に負けている。

当然、私は足元にも及ばない。


惑わされない人達

ボディビル関連でもう少し話を続けよう。

彼の名は「デニス・ウルフ」。ドイツの元ボディビルダーである。

彼は顔つきはもとより「デニス・ウルフ」という名前そのものに野性味が溢れる男だ。マーカス・ルールというボディビルダーとの写真はボディビルファンの間ではあまりにも有名。

下記動画では故郷にジムを作りたかったことやドイツメーカーのトレーニングマシンについて誇らしげに語る彼の姿が観られる。輝かしい成績を残し現役を退いた彼は、米国に住みつつも故郷のドイツをこよなく愛しているのだ。

動画内で彼と語らう山岸秀匡氏も、言わずと知れた元ボディビルダーだ。日本人でアーノルドクラシックを制したという快挙を鮮明に覚えている方も少なくないだろう。

デニス・ウルフが尋ねる。11:40~

デニス・ウルフ
デニス・ウルフ
君は器具のエキスパートだよね?自分のジムに沢山の器具を入れているでしょ。二社くらいの器具を使っているんだよね?

山岸氏はこう答える。

山岸秀匡
山岸秀匡
三社だね。一社がHOIST(米国)で、あとは韓国の(マシン)が一社……

山岸氏に色眼鏡はない。長年のボディビル経験で得た選択眼で韓国のトレーニングマシンを導入しているのだ。そして、ウルフ・山岸氏共に、アメリカンナイズされているような感じはしない。

日本人の多くが「韓国はパクリばかりするし、文化面や民度も日本人よりも劣る」と言う。

確かにそれはあるのだろう。しかし我々日本人がそう言っている間に韓国は核武装の準備を進め、チュルソンを排出し、優れたトレーニングマシンもある。

また、二次元の世界でも「アニメーター」やいわゆる「絵師」が実力を伸ばし活躍している。

そして何と言っても、アパレル関係は韓国が完全にリードしており、日本は敏感さで遅れていると思う。

私は今やトレンドに乗るようなことをしないが、若者が韓国に惹かれているのは必ずしも「捏造」だけではないことはわかる。日本人はそれを素直に認めるべきだろう。

シュワちゃんでさえ

カリフォルニア州知事にまでなったアーノルド・シュワルツェネッガーですら「アメリカンナイズされていない」と思わせる発言があった。

君達の自由なんて知ったことじゃない!(「お前の自由なんかクソくらえ!」という訳はあまり良い気分はしないが、他に適当な動画がなかったのでご了承いただきたい)

シュワちゃんの発言を受けて、サプリメントメーカー「REDCON1」のアーロン・シンガーマンという男がこう反応したのだ。

「アメリカは自由だから偉大な国なのです」
「選択可能な社会だからアメリカは偉大なのです」

この男が米国人かどうかは知らないが「完全にアメリカンナイズされた」自惚れ野郎である。米国が自由の名のもとに世界中をグチャグチャにかき回してきたことすら知らないのかこのアホは。

自由と秩序の均衡が必要 アメリカは終わりました

「100年前までのアメリカ 黒歴史とその正当化(建国~19世紀)」

日本の幻想に染まるな

ウォークに言いたい。

「日本の幻想に染まるな」

君が日本に帰化したのは仕方がない。それを批判するつもりもない。

だが、日本人になることと「僕は親日韓国人です」とわざわざ宣言することは等号で結ばれないと私は思う。

日本統治時代の台湾人、張俊彦氏の感想をよく聞いていただきたい。NHKに誘導されたとはいえ、悪いこと(差別)もあったと明言している。

手放しで「親日でぇす♪」なんて決して言わない。これがリアルなのだ。

本当に日本を愛してくれるなら

私は日本人だ。だが反日だ。反日ではあるが決して親韓・親米・親中・親露などにならない。

現在「保守」を自称する人達がやっていることは、日本の全肯定と中韓の批判だ。それは「反動保守」という行動姿勢に過ぎない。本当に日本のためを思うなら再考すべき姿勢なのだ。

「反動保守」についての詳細はこの記事をご覧いただきたい。

【人類七教訓】携えるべきものはスマートフォンにあらずこの教訓を今の日本人が腑に落としたなら、具体的に何を成すべきかが見えてくるはずだ。それは「戦争させない!」「平和憲法を守れ!」と叫ぶことでもなく「憲法は変えるべきだろ!」と反論するとでもなく「日本は素晴らしい!」と全肯定することでもない。今の日本人がスマートフォンの前に携えるべきはこの七教訓であり、心の中で繰り返すことだ。...

私は「反動保守」と、言語を蔑ろにする日本人を憂いている。だから「反日」の立場をとらざるを得ないのだ。

ウォークの活動はまさに「反動保守」のそれである。

ウォークよ、本当に日本人として日本を愛してくれるなら、自虐に陥らない「日本自省論」を構築して見せよ。日本人の悪い部分も直視して批判して見せよ。

君に洪 思翊(こう しよく/ホン・サイク/Hong Sa-ik/홍사익)中将ほどの矜持と覚悟があるのか。洪 思翊中将は日本人として立派な最期を遂げた。日本人の部下が犯した罪の責任を問われB級戦犯で処刑されたのだ。

もはや「日本は素晴らしい!」「戦前日本は全て正しかった!」と持ち上げることが愛国ではない。また、日本側から韓国を貶すことが愛国でもない。

「親日韓国人です」と日本人に媚びる前に、祖国を少しは褒めてやれ。それが「中庸」であり、今後の日本に不可欠なのだ。

最後に

「ちがくて」なんて日本語はない

覚えておけ。












中野剛志

日本人は非常に冷酷で身勝手で利己的で現状の分析もちゃんとできない民族だということが証明されたわけですね。

伊藤貫

日本の保守雑誌読んだら酷い。馬鹿みたいなことばっかり書いている。彼らにとっては左翼の悪口言って、中国人と朝鮮人の悪口言ってりゃそれで済むわけですよ。

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語求(ごきゅう)
国防の観点から「鋭敏な言語感覚」の重要性を訴える。「言葉の変化全肯定論者」の軽薄さと危険性を独自の視点で暴き出す。「言葉は生き物」「言葉に寛容になれ」と心無い批判をされた人よ。あなたの言語感覚は間違っていない。そんな奴らに屈するな。国防に必要なのは核武装と言語の保守だ。アイコンはユルいが50代の筋トレおじさん。
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